断捨離のコツを6つのポイントから徹底解説!メリットとやり方も紹介

断捨離のコツを6つのポイントから徹底解説!
メリットとやり方も紹介

断捨離

物が増えすぎて困っている、勿体なくて古い物を捨てられないなど、片付けに関する悩みは尽きません。

「どうすればスッキリした状態を保てるのだろう?」と悩む人におすすめなのが「断捨離」です。断捨離はシンプルな生活を送るのに役立ちます。

この記事では断捨離のコツやポイント、方法を解説するのでぜひ参考にしてください。片付けが苦手な人でも断捨離のコツさえ掴めば、お部屋やクローゼットをすっきりした状態に保てますよ。

断捨離とは?

断捨離

断捨離とはヨガから派生した言葉です。それぞれに意味があり、「断行・捨行・離行」を表しています。

【断捨離の文字の意味】
断:入ってくる不要な物を断つ
捨:不要な物を捨てる
離:物への執着から離れる

断捨離とは「モノにとらわれない生き方をする」ことです。世間のイメージとしては「断捨離=片付け」となっていますが、本質は考え方を示しています。

上記に挙げた文字の意味を見て分かるように、「不必要に物を持たない」ことが大切です。そのため不要なものは捨て、新しい物を買うときは「本当に必要なのか?」を考えましょう。

断捨離をすることで、シンプルでゆとりある生活が送れますよ!

断捨離を行うメリットとは?
5つのポイントを紹介!

断捨離には5つのメリットがあります。

  1. 気持ちがすっきりして心に余裕ができる
  2. 洋服の整理が簡単になる
  3. ファッションに悩まなくなる
  4. 決断力がアップする
  5. お金が貯まるようになる

この項目では、それぞれのメリットについて具体的に説明していきます。

気持ちがすっきりして心に余裕ができる

要らない物を処分すれば気持ちに余裕が生まれます。部屋に物が多いと、散らかった状態がストレスになることも。

急いでいるときに物が見つからないと、イライラしたり焦ったりすることもあるでしょう。断捨離を行えば部屋がすっきりし、必要な物を見つけやすくなります。

時間や心に余裕が生まれ、毎日を快適に過ごせる効果も。断捨離で要らない物を捨てることは、心のデトックスにもつながりますよ。

洋服の整理が簡単になる

洋服は家にある物の中でも、数が増えやすくかさばりやすいアイテムです。そのため、定期的に整理をする必要があります。

手持ちの服を減らすことで管理が簡単になり、収納スペースも広がります。また、衣替えの手間が減り、クリーニングにかかるお金も節約できて◎

断捨離したときの効果が、目に見えて分かるのも嬉しいポイントです。

ファッションに悩まなくなる

断捨離で洋服を減らすメリットは、毎日のコーディネートが楽になる点も見逃せません。

たくさんの洋服を持たなくても、自分に似合うものを揃えておけば、ファッションに悩まなくなります。コーディネートを考える時間が減るので、短時間で朝の準備ができ、一石二鳥です。

決断力がアップする

断捨離では、要るものと要らないものを選別する必要があります。

「お気に入りだけれど汚れている」「思い出がある」など、物を捨てられない理由は人ぞれぞれでしょう。大事に持っておくのも素敵ですが、使わなかったり、スペースを占拠していたりするだけのアイテムであれば、思い切って手放すのも◎

また、こういった「何が必要で何が不必要か」を考えることは、思考の整理にもなり、決断力もアップします。
決断力がアップすれば、家の片付けだけでなく日常生活でも活かせるので、大きなメリットといえるでしょう。

お金が貯まるようになる

断捨離をすることでお金が貯まるなんて不思議ですよね。理由はカンタンで、整理整頓をするからです。

整理整頓によって自分の持ち物を把握できるので、不要な物を買わなくなり、結果としてムダ遣いが減ります。

また、断捨離によって出た不要品は、フリマアプリやオークションに出して売ればお小遣い稼ぎにもなって◎トレンドアイテムやブランド物は高く売れるので、上手に活用しましょう。

効果的な断捨離コツを6つ解説!

効果的な断捨離のコツ

片付けが苦手な人は、いざ断捨離を行うにしても、どうしたら良いのか悩みますよね。
ここでは、上手に断捨離を行うためのコツを6つ紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

  • 1度に終わらせず、少しずつ進めていく
  • 今後使うかどうかを考える
  • 汚れがあったりくたびれていたりする物は捨てる
  • 似た系統の服は思い切って捨てる
  • ベーシックアイテムを把握する
  • どうしても捨てられない場合は保管するのもアリ

それぞれ具体的に解説します。

1度に終わらせず、少しずつ進めていく

片付けが苦手な人にとっては、いきなり断捨離を始めて1度で終わらせようとすると、挫折してしまいます。

それに断捨離じゃなくても、片付けや掃除は疲れてしまうもの。だからこそ一気にやらず、少しずつ進めていくのがおすすめです。

まずは、「この日はリビング」「次の週末は寝室」など、スケジュールを立てて計画的に進めていきましょう。少しずつやっていくことで、ストレスなく断捨離ができます。コツもつかめて楽しみながら片付けができるのでおすすめです。

今後使うかどうかを考える

服を断捨離するときに重要なのは、「いま愛用していて、今後も着られるかどうか」です。それに、クローゼットの中には長い間着ておらず、タンスの肥やしになっている服もあるでしょう。

例えば、1年以上着ていない服、またはいま現在着る機会が少ない服は、今後も着る可能性が低いと考えて処分するのもアリです。

このように「いま使っていなくて今後着る可能性が低い」と思えるアイテムは、思い切って断捨離してみましょう。

とはいえ、「いつかは着る」という気持ちで、なかなか捨てられない人も多いはずです。「どうしても捨てられない」という人のために、今後着るかどうかを判断するためのポイントをいくつかまとめてみました。悩んだときはこれらを参考にして、捨てるかどうかを決めてみてください。

サイズ

ラインが出やすい服や出産、ダイエットによって体型が変化したなど、人生において洋服のサイズが変わることは多いです。

そのため、今の自分に合わないサイズの服は、基本的に断捨離しましょう。
大きすぎたり小さすぎたりする服は着心地が悪く、おしゃれに見えないデメリットがあります。

断捨離する段階で、サイズが合わなくて着られない、または大きすぎると感じるならば、思い切って処分しましょう。

デザイン

買った後になって、「デザインがそんなに好きじゃないかも」と思う瞬間は、誰しもが経験あることでしょう。くわえて、「高価だった」や「数回しか着ていない」となれば、手放すのが惜しい気持ちもよく分かります。

しかし、使い勝手の良いアイテムでも、デザインが気に入っていなければ今後も着ないと判断して、捨てるのが賢明です。

買ってから1度も着ていない服も同じで、これから着る可能性は低いといえます。勿体ないと思わず、捨てるか売るかして、新しいアイテムを購入しましょう。

思い入れがあるかどうか

プレゼントや記念日など、思い出があると捨てにくいですよね。思い入れがあると捨てるのに躊躇したり捨てた後で後悔したりと、手放すのに勇気がいります。

悩むほど思い入れのある物は、ムリに捨てる必要はありません。しっかり考えた後で捨てて大丈夫か、もしくは保管しておくのか判断しましょう。

しかし、あまりにも多いと断捨離が進まなくなるので、ある程度の思い切りは必要です。

汚れがあったりくたびれていたりする物は捨てる

古くなった服は基本的に捨てた方が良いです。とくに修復できない傷や汚れがある、毛玉が多い、生地がくたびれているといった服は、一気におしゃれから遠ざかります。

デザインが好き、着やすいなど、傷んでしまうほど着た服は、きっとあなたのお気に入りだったことでしょう。お気に入りの1着を手放すのは心苦しいことです。

ですが、断捨離の「物への執着から離れる」ことを意識して、思い切って捨てる勇気を持ちましょう。

似た系統の服は少なくする

ワンピースやシャツ、スカートなどの使いやすいアイテムは、自分好みの似たデザインや同系統の色を多く集めがちです。

多くなった服の中には、似たようなものがあると思います。そのため、系統の似ている服は着心地の良いアイテムに絞って、他は処分しましょう。普段から着回す服は残しておいて、他の同系統はせめて2パターンまで、など点数を決めておくと断捨離が進めやすいです。

断捨離するときに悩んだ場合は、上記に挙げた「サイズ」「デザイン」「状態はきれいか」を基準に断捨離してみましょう。

ベーシックアイテムを把握する

断捨離を始める前に決めておくことがあります。それは、自分にとってのベーシックアイテムを決めることです。

インナーや小物、洗い替えに必要なTシャツなど、人によって絶対に必要なアイテムや枚数は異なります。特に、体温調節に活躍する服はいくつか用意しておくのが無難です。

また、冠婚葬祭用の服やビジネスシーンなどで使う服は、いざというときのために残しておきましょう。

どうしても「捨てられない」と思ったら保留もアリ

断捨離で一気に服を捨ててしまい、「あれは捨てなければ良かった」と後悔するのは避けたいですよね。ムリに捨てるとかえって気分が落ち込むので、どうしても迷ったときは少し考える時間を持つのもアリです。

いつまでも悩んでしまわないように、ある程度の期限を設けておくのがポイント。例えば、「今回の断捨離では捨てられなかったので一旦保管しておき、1年間使わなかったら処分する」といったように、きちんと期限を決めておきましょう。

断捨離はただ捨てれば良いのではなく、「自分にとって何が必要かを考える」行為です。ムリをしてまで捨てる必要はありませんよ。

断捨離の効果的な進め方は?
重要な3つのフローを確認しよう

断捨離の効果的な進め方

断捨離は、闇雲にやっても効果は得られません。心に余裕を持てる効果的な断捨離を進めるためには、以下の3つのフローが重要です。

  1. 服とアイテムを1か所に集める
  2. 6つのコツに従って仕分けをしていく
  3. 要らなくなった服やアイテムは早めに処分

この3つのフローについて、それぞれ具体的に説明していきます。

まずは服とアイテムを1か所に集める

断捨離を始めるときには、要るものも要らないものも、1か所にすべて集めましょう。1か所に集めることで、普段は収納していて見ることがないアイテムも把握できます。物を集めたら、まずは「古い物」や「気に入ってない物」「最近使ってない物」など、大まかに分けておくと、作業がしやすいですよ。

6つのコツに従って仕分けをしていく

断捨離のコツ6つで紹介した内容を参考にして、集めたアイテムを仕分けていきます。まずは、前もって考えておいた「残すべきベーシックアイテム」や、「汚れがある、またはくたびれている服は処分する」など、断捨離しやすい点から取り掛かりましょう。目に見えて分かりやすいように、専用のケースや段ボールを用意して仕分けると、スムーズに進みますよ。

要らなくなった服やアイテムは早めに処分!

仕分けた衣類やアイテムは、荷物になるので早めに処分することが大事です。せっかく断捨離したのに、処分せずに置いておくと意味がありません。

不要と決めたものはきっぱり捨てるか、売れそうなものはリサイクルや古着屋、フリマアプリなどを使って早めに処分しましょう。一般ごみとして捨てられない場合は、自治体の区分に従って処分するのもアリです。

せっかく愛用していた物を捨てる寂しさはありますが、部屋やクローゼットがすっきりして良い気分になれますよ。

まとめ:

断捨離は、コツと流れを把握しておけば、片付けが苦手な人や物が捨てられない人でも、簡単に行えます。
整理整頓をすることで心と時間に余裕が生まれ、お金を貯めることも可能です。

また、要らない物を捨てることで部屋がすっきりし、ストレスフリーになる効果も。さらには、快適な状態を保つために不要な物を買わなくなり、いつでもきれいなお部屋を維持できます。

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