【男女別】迷わないデニムコーデ30選!
定番アイテムだからこそおしゃれにアップデート
季節を選ばず使えるデニムパンツ。日々のコーデに欠かせない定番アイテムですが、万能ゆえにかえって、コーデがマンネリ化してしまっている人もいるのではないでしょうか。
しかし、デニムは色や形の種類が豊富で、実はいろいろな可能性を秘めているアイテムです。コーデをマンネリ化させないためのコツを、ぜひチェックしていきましょう。
【基本】定番デニムのシルエットは大きく分けて4種類
デニムには大きく分けて4つのシルエットがあります。王道スタイルのストレート、幅広で体型カバーに役立つワイド、細身でぴったりとしたスキニー、そして裾に向かって細くなるテーパードです。
ストレートデニム
裾までの太さが変わらず、履いたときにまっすぐなシルエットなのがストレートデニムです。流行に左右されず、長く愛用できる優れもの。
緩すぎず、かといってピタッとしすぎず、自然なカジュアルさを演出できます。
ワイドデニム
ボリューム感のあるボーイズライクなシルエットを楽しめるのがワイドデニムです。幅広でゆったりとしており、カジュアルコーデの主役になってくれるでしょう。
また、動きやすいのでアウトドアなどのおでかけにも大活躍してくれます。
スキニーデニム
スキニーとは「細身の、痩せた」という意味です。脚にぴたっとフィットするスタイルのデニムで、タイトなシルエットが特徴です。
ジャストサイズを選べば、脚のラインをキレイに見せることができます。
テーパードデニム
一見ストレートデニムに見えますが、テーパードは裾にいくにつれて徐々に細身になっています。きれいめなシルエットで、大人カジュアルに欠かせないアイテムですね。
特に足首が見える長さだと、コーデが全体的にスッキリして見えます。
【基本】定番デニムカラーは6種類
デニムはカラーによっても印象が変わります。同じ形でもカラー次第で違ったコーディネートになりますので、いろいろ持っておくとコーデの幅が広がるでしょう。
定番はインディゴ、ブルー、ライトブルー&サックスブルー、ホワイト、グレー、そしてブラックの6色です。
インディゴデニム
インディゴはインディゴ染めの中でも、特に色が濃いデニムを指します。青より深くブラックよりは薄い、濃く鮮やかな藍色です。
ブラックほどの重さはなく、ノンウォッシュと呼ばれることもあります。
ブルーデニム
インディゴの次に濃いブルーはデニムの定番カラーです。一番オーソドックスなカラーで、ジーンズショップなどで目にする人も多いでしょう。
老若男女問わず使えるベーシックカラーで、さまざまなアイテムと合わせやすいのが特徴です。
ライトブルー&サックスブルーデニム
インディゴで染めた生地を洗い上げ、明るい色にしたデニムのカラーをライトブルーといいます。
ブルーよりさらに明るく、淡い色合いで柔らかな雰囲気をまとっています。爽やかな印象なので、春から夏にかけてはく人が多いデニムですね。
濃い色のトップスと合わせてコントラストを楽しんだり、あえて淡い色のトップスを重ねて爽やかさを強調したり、いろいろなコーデに合わせられる万能デニムです。
ちなみに、サックスブルーと呼ばれることもあります。
ホワイトデニム
真っ白なホワイトデニムも定番カラーのひとつです。清爽とした印象で、夏になるとコーデに登場する機会が増える人も多いでしょう。
夏だけでなく、秋冬コーデの抜け感演出にも使いやすいカラーですね。
グレーデニム
ブルーデニムよりかちっとした雰囲気を演出してくれるのがグレーデニムです。デニムのカジュアルさが抑えられ、辛口コーデにもぴったりのカラーですね。
また、淡いカラーを合わせればナチュラルな甘い雰囲気にもなるので、いろいろなコーデで活躍してくれます。
ブラックデニム
グレーよりさらに暗いブラックデニムは、きれいめにもカジュアルにも使えるオールラウンダーです。
男女問わず愛されており、収縮色の引き締め効果により脚がスッときれいに見えるカラーでもあります。
【春夏】レディースデニムコーデ
デニムは厚手のものが多いので、春夏は敬遠されがち。しかし、春は爽やかさを、夏は涼感を意識してコーデをまとめると、季節に合った着こなしが楽しめますよ。
春夏デニムファッションのポイントを確認していきましょう。
ブルーデニム×Tシャツ or カットソー
ブルーデニムとカットソーの組み合わせは春夏の王道コーデです。
カットソーではなくTシャツを合わせてもいいですね。
襟付きなど少し変わった形のカットソーを選べば、それだけでアクセントになります。
ブルーデニム×白シャツ
白シャツとブルーデニムとの相性は抜群です。特に前開きの、かちっとした雰囲気のボタンシャツはきれいめコーデにぴったり合います。
ほかのデニムとも合わせやすいので、1枚持っていて損はないでしょう。
インディゴデニム×ブラウス
鮮やかな藍色のインディゴデニムには、ガーリーなブラウスを合わせてみてはいかがでしょうか。シンプルではありますが、バランスの取れた甘辛ミックスコーデになります。
ダークカラーのブラウスだと少し重い印象になってしまうので、明るい色がおすすめです。
ホワイトデニム×花柄ブラウス
ホワイトデニムと花柄ブラウスの相性は抜群です。爽やかな雰囲気がさらに増し、パンツスタイルでも女性らしいコーデになります。
帽子やバッグで差し色を入れれば、柔らかな雰囲気は残しつつバランスの取れたスタイリングになるでしょう。
【秋冬】レディースデニムコーデ
秋は気温の上下が激しく、それに伴いアウターもいろいろとバリエーションがありますが、デニムならそんな変化にも対応できます。
また、冬は重くなりがちな色味をデニムが和らげてくれるでしょう。
グレーデニム×カットソー
カットソーとデニムの組み合わせは秋冬の王道コーデです。
特に、グレーデニムの中でも明るい色味のライトグレーは濃淡どちらのトップスにも合わせやすく、シンプルながら上品なコーディネートができますよ。
ブルーデニム×ツイードジャケット
ツイードジャケットにブルーデニムを合わせれば、上品なデニムコーデのできあがりです。
トップスがダークカラーなので、デニムは暗すぎない色にすると落ち着いた中にも華やかさが加わりますよ。
インディゴデニム×トレンチコート
きれいめなトレンチコートには、あえてボーイズライクな太めのインディゴデニムがおすすめです。
女性らしい雰囲気の中にボーイッシュさが加わった甘辛ミックスのコーデになり、ワンランク上の着こなしが楽しめます。
ブラックデニム×ボリュームアウター
スッキリとしたブラックデニムなら、ボリュームのあるアウターもバランスよくまとまります。スタイリングにメリハリが出てスタイルアップ効果も期待できます。
ブラックはどんなカラーとも合わせやすいので、お気に入りのカラーを合わせてみましょう。
ホワイトデニム×ホワイトカラートップス or アウター
秋冬は落ち着いたカラーが主役になりがちですが、そんな季節だからこそホワイト×ホワイトのワントーンコーデにトライしてみてはいかがでしょうか。
トップスとボトムスで素材を変えれば、ワントーンでも立体感が出てあか抜けた印象になります。
【春夏】メンズデニムコーデ
春夏のメンズデニムコーデは、ロールアップなどで適度に肌見せし涼しげな雰囲気を演出しましょう。
また、トップス選びにも一工夫加えることで他に差をつけられるスマートな着こなしが楽しめますよ。
ダメージデニム×カットソー or Tシャツ
存在感のあるダメージデニムには、シンプルなカットソーやTシャツを合わせましょう。
ハードな印象のダメージデニムも、落ち着いたトップスを合わせることで肩の力が抜けたラフな雰囲気になります。
ストレートデニム×シャツ
ストレートデニム×シャツは外れの少ない定番コーデです。
ラフなコーデにするならシャツは外へ、ややかっちりした印象にしたいなら中にインしましょう。足元はスニーカーでも革靴でも合うので、お気に入りの1足を合わせてみてください。
スキニーデニム×ジャケット
ダークカラーのスキニーにジャケットを合わせれば、きっちりとした雰囲気のきれいめコーデになります。
また、インナーをロゴTシャツなどポップな装いに変えればカジュアルコーデにもなり、いろいろなスタイリングが可能です。
インディゴデニム×ポロシャツ
落ち着いた印象のインディゴデニムには、カジュアルなポロシャツがよく合います。
同系色でまとめたり、反対に明るい色のシャツでアクセントをつけたりと、コーデにバリエーションが生まれますね。
【秋冬】メンズデニムコーデ
重ね着ができる秋冬は、おしゃれの幅がさらに広がる季節です。デニムにもいろいろとアイテムを組み合わせ、自分なりの着こなしを楽しみましょう。
また、色は暖色系でまとめる季節感がアップします。
ブラックデニム×カジュアルトップス
パーカーやスウェットなど、カジュアルなトップスにはブラックデニムがおすすめです。コーデがカジュアルに寄りすぎず、ほどよいかっちり感が演出できます。
足元はスニーカーにするとカジュアルさが、革靴にするとかっちり感が増しますよ。
ブルーデニム×ジャケット
ジャケットはきれいめコーデの定番ですが、ブルーデニムと合わせればカジュアルコーデの外しアイテムにもなります。
リラックスした抜け感のあるスタイリングで、潔いおしゃれを演出できるでしょう。
インディゴデニム×リブニット
秋冬に大活躍のリブニットには、インディゴデニムがおしゃれに決まります。
リラックス感はありつつも、インディゴのダークカラーが締め色となり、ラフになりすぎません。
こなれ感のあるカジュアルスタイルの完成です。
【鉄板】これを持っておけば間違いなしのアイテム
デニムコーデのマンネリ化を防ぐためには、デニムと相性の良いアイテムを知っておくことが重要です。
下記でご紹介する5つのアイテムは、デニムに合うのはもちろん、デニム以外にも着回しが利くので持っておいて損はありません。
Tシャツ
Tシャツ×デニムの組み合わせは王道中の王道で、男女問わず着やすいスタイリングです。
素材のしっかりしたものを選ぶようにすれば、安っぽさもなくきれいにまとまります。特に厚手のオーガニックコットンなら着心地も抜群でおすすめです。
シンプルな着こなしので、物足りない人は小物で遊び心をプラス。バッグで差し色を入れたり、派手なスニーカーでスパイスを加えたり、おしゃれの幅を広げてみましょう。
ジャケット
どんなスタイリングにも合わせやすい万能アイテムといえばジャケットです。ブルーやライトブルーのデニムと合わせれば適度にカジュアルダウンし、まとまりのある大人カジュアルコーデが楽しめます。
一方、ホワイトやブラックデニムと合わせればシックな印象になり、かっちりとしたきれいめコーデにもなります。インナーを変えればまた印象が変わるので、いろいろな装いが楽しめるでしょう。
カーディガン
春、秋の気温の変化が激しい時期にはカーディガンが大活躍します。カーディガン×デニムはカジュアルコーデの印象が強いですが、少しの工夫でまた違った雰囲気を演出できます。
例えばホワイトデニムと淡いピンクやベージュのカーディガンを合わせ、ペールトーンでカラーを統一すれば、カジュアルさの中にもどこかフェミニンな印象のあるコーデになります。
もちろん、太めのインディゴデニムなどラフなイメージのアイテムと合わせ、カジュアルさを強調してもいいでしょう。
パンプス
パンプスといえばきれいめコーデの定番ですが、デニムとの相性も抜群です。
外しアイテムとしてコーデにアクセントを加えてくれます。スニーカーにすると「カジュアル過ぎるな…」と感じるときには、パンプスでフェミニンさをプラスしてみましょう。
それだけで雰囲気が締まり、こなれ感のあるスタイルになりますよ。ヒールがあるものはより女性らしさが強調され、フラットなものはナチュラルな足元を演出してくれます。
トレンチコート
トレンチコートといえばきれいめアウターの代表格。トレンチコートにスラックス、そしてパンプスを合わせればそれだけでかっちり感のあるきれいめコーデの完成です。
しかし、実はトレンチコートはカジュアルスタイルにも使える万能アイテムです。トレンチコート×デニムなら、フェミニンな雰囲気は残しつつも抜け感のある大人カジュアルコーデになります。
アンクル丈など、適度に肌見せするとしなやかさがさらに加わってワンランク上の装いになりますよ。
【男女別】年齢に合わせたデニムコーデ
年齢を重ねていくと、徐々にフィットするファッションも変わっていきます。20代のころと同じ感覚で服選びをしていると、なんだかちぐはぐな印象のコーデになってしまうことも。
男女別に、年齢に合わせたスタイリングを知っておきましょう。
30代レディースのデニムコーデ
30代は、カジュアルな中にも上品さを忘れないようにしましょう。トップスをとろみ素材のものにするなど、きれいめアイテムを取り入れることでバランスのよい大人のデニムコーデになります。
あるいは、デコルテを強調するトップスにして女性らしい身体のラインを見せてもいいでしょう。
ネックレスなどで顔周りを華やかにすれば、さらに女性らしく上品に見えます。
40代レディースのデニムコーデ
スマートに見せたくてついついサイズの小さいものを選んでしまう…という人はいませんか。サイズが合っていないとパツパツになってしまったり、ポケットが変形してしまったりと、デニムがきれいに見えません。
40代はとにかく自分に合ったサイズを見極めることが重要です。きちんと試着をして、適切なサイズを選びましょう。
30代メンズのデニムコーデ
30代メンズはぜひ「落ち着き」を意識したいところ。そのためには、インディゴやブラックなど、ダークカラーのデニムをコーデに取り入れてみましょう。
ボトムスはコーデの印象を大きく左右しますから、シックな色合いで落ち着きを演出しましょう。シルエットはストレートやスキニーなど、細身のものがおすすめです。
40代メンズのデニムコーデ
40代メンズは落ち着きを意識しすぎるとおじさん見えかねません。シックで落ち着いた雰囲気の中にも、カジュアルさを散りばめましょう。
夏なら足元をレザーサンダルにしたり、トップスをリネンシャツにしたりしてみてはいかがでしょうか。冬は帽子やマフラーでアクセントをつけてみましょう。
年代や季節に合ったデニムを選んでワンランク上のオシャレを目指そう
デニムにはいろいろな形、カラーがあり、「どれが自分に合っているのかな」と悩んでしまうこともありますよね。迷ったときは、ぜひメチャカリで気になるアイテムをレンタルしてみてください。
実際に自分の持っているアイテムと合わせながらコーディネートが考えられるので、自分好みのデニムも探しやすいのではないでしょうか。